ニュース 電子 作成日:2014年6月4日_記事番号:T00050714
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの劉陳宏研究協理によると、液晶パネルの供給が逼迫(ひっぱく)し、6月の液晶パネル価格はテレビ用が23.6~48インチで1~2米ドル、モニター用、ノートパソコン用は0.5~1米ドル上昇した。液晶パネルの大型化に加え、新製品の開発、中国メーカーの良品率が上がらないことや、日本、台湾、韓国の各社が今年は生産拡大を控えていることが原因で、価格上昇は第3四半期まで続くとみられ、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)の業績に貢献する見通しだ。4日付経済日報などが報じた。
劉研究協理は、特にテレビ用は▽欧米経済の回復▽プラズマテレビが今年市場から姿を消す見通しで、液晶テレビが取って代わること▽メキシコ、ブラジルにおける小型液晶テレビの購入補助▽中国の新興スマートフォンメーカー、北京小米科技のスマートテレビ発売──などが消費者の液晶テレビ購買意欲を予想以上に押し上げているため、液晶パネル需要が予測を上回っていると指摘した。これを受けウィッツビューは、今年の液晶テレビ用パネルの需要を当初の2億3,100万枚から2億3,600万枚へと上方修正した。
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