ニュース 電子 作成日:2014年6月4日_記事番号:T00050717
光ディスク大手2社の錸徳科技(ライテック)と中環(CMCマグネティクス)は3日、第3四半期より全面値上げを行うと表明した。値上げ率は5~15%。光ディスク業界は近年低迷が続いており、両社の値上げは5年ぶりとなる。4日付工商時報が報じた。
李ライテックメディア事業群総経理は、データ保存の安全性が重視され、オフラインストレージの光ディスクが再び注目を浴び始めたと述べた(3日=中央社)
ライテックの李庸之メディア事業群総経理は、クラウドコンピューティングの普及で、企業のバックアップ用の光ディスク需要が増加していると説明した。現在、供給が逼迫(ひっぱく)しているという。
CMCマグネティクスの翁明顕董事長は、企業のバックアップ需要の激増の他、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション4」やマイクロソフト(MS)の「Xbox One」などゲーム機人気が、ブルーレイディスク(BD)需要をもたらしていると説明した。光ディスク市場はもはや新規参入もなく、健全化しつつあると指摘した。
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