ニュース 電子 作成日:2014年6月4日_記事番号:T00050719
4日付電子時報によると、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が、DRAM大手、米マイクロン・テクノロジーと3DIC(3次元実装)分野で戦略提携を結んだとの観測が出ている。業界ではDRAMがTSMCの3DIC業務最大のボトルネックと見られていたが、両社はすでにTSV(シリコン貫通電極)技術を用いてロジックICとDRAMを統合したヘテロジニアス(異種)3DICを開発したとされ、両社による正式発表が待たれる。
TSMCはロジック技術を武器にファウンドリー市場において50%に迫るシェアを持つが、次世代技術の3DIC分野では、DRAM関連技術の欠如から、サムスン電子と競争で不利な立場に立たされるとの見方が出ていた。
しかし、3DIC分野でTSMCはこれまでパートナーとしてきたSKハイニックスに加え、さらにマイクロンとの提携を結んだことは、TSMCがサムスンに対抗する上で大きな後ろ盾を得たことを意味すると半導体業界ではみられている。
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