ニュース 社会 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050730
5月21日に台北都市交通システム(MRT)板南線で起きた無差別殺傷事件で、運営会社の台北大衆捷運(TRTC)は4日、鄭捷容疑者(21)に対し、約2,061万台湾元(約7,000万円)の賠償を請求する訴状を提出した。5日付聯合報が伝えた。
同社の譚国光総経理によると、5月21日から30日までに乗客が94万5,000人減少し、損失が生じたとして、容疑者への賠償請求に踏み切った。
ただ、犠牲者遺族も鄭容疑者に損害賠償を求めた場合、遺族への優先的な賠償に同意する方針だ。
同社は、犠牲者遺族に対する賠償金、保険金、慰問金として、死者1人当たり計560万元を支給するとしていたが、台北市政府はこれ以上賠償金を増額する名分がないため、募金を行い、遺族への給付金額の上乗せを図ることを検討している。
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