ニュース 社会 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050732
中国で民主化を求める学生運動を武力で弾圧した天安門事件から丸25年を迎えた4日、台北市の中正紀念堂で市民団体や学生ら数百人が事件犠牲者の追悼集会を開き、中国政府に対し犠牲者の名誉回復や事件の真相究明、責任者の追及、思想犯の釈放を呼び掛けた。また台湾政府に対しては、中国とのあらゆる交流において人権を前提とするよう求めた。5日付自由時報が報じた。
参加者はろうそくを灯して犠牲者を悼んだ(4日=中央社)
集会には当時の学生リーダーで中国政府から指名手配を受けている台湾在住のウアルカイシ氏(46)が参加し、「中国の民主化はまだ達成されていない。引き続き支援をお願いしたい」と訴えた。同氏はさらに、「中国が非民主的な専制統治を続ける限り台湾は脅威を受ける」と述べ、中国の民主化は台湾にとって切実な課題との認識を示した。
同じく当時の学生リーダーで、清華大学(新竹市)客員教授の王丹氏は米国での集会に参加したため、台湾ではビデオメッセージで「民主主義こそわれわれの本当のチャイナ・ドリームだ」と語り、中国の民主化実現のために引き続き努力を続けようと呼び掛けた。
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