ニュース 社会 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050733
ある調査によると、台湾では市民の8割以上が1日に1食以上を外食で済ませている。そんな中、台北市衛生局のダイエット専任栄養士などを務める程涵宇栄養士が4日、健康に害を及ぼす可能性の高い「十大恐怖外食セット」を発表、「ハンバーガー+フライドポテト+コーラ(600cc)」を「最凶セット」に選んだ。
どうしても外食続きになる場合は、ランキングに載ったようなメニューはなるべく避けた方がいいのかもしれない(4日=中央社)
程栄養士によると、ファストフード店のハンバーガセットには43グラム(g)の脂肪分が含まれており、これだけで推奨される1日の脂肪摂取量の90%を取ることになるという。また同セットは糖分(63g)、塩分(2.6g)も高く、「三拍子」そろったことから「最凶」に選んだ。
2位は「排骨(豚のスペアリブ)弁当+タピオカ入りミルクティー(500cc)」のセットで、含有する糖分は34g、塩分は2.1gと比較的低いものの、脂肪分だけを見ると46gとハンバーガーセットを上回っており、その「殺傷力」は高そうだ。
3位の「鍋貼(焼きギョーザ)+豆乳」に対しては「意外」との声も上がっているが、程栄養士は、「ここでの豆乳は砂糖入りのものを指し、朝食店などで販売されている豆乳には1杯(350cc)につき角砂糖7個分の糖分が含まれている」と指摘。さらに鍋貼の脂肪分を考慮して、上位に食い込ませたようだ。
このほかランキングには▽4位、マカロニグラタン+パイ生地包みクリームスープ▽5位、韓国風フライドチキン+ビール▽6位、チャーハン+貢丸湯(豚肉団子スープ)▽7位、ラーメン+ソフトクリーム──などが入った。
程栄養士によると、こうした外食を頻繁に食べるとカロリーを摂取し過ぎる他、肝臓を痛める可能性が高いそうで、健康維持のためには五穀米を使った飲料やマントウに野菜やフルーツを合わせるなど、1日に1食は油を使わない料理を食べるよう提言している。
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