ニュース 金融 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050734
台湾工業銀行(IBT)が商業銀行への転換に向け商業銀行の免許取得を目指す中、早ければ年内に大衆商業銀行(TCバンク)の買収が決まるとの市場観測が浮上している。5日付蘋果日報が報じた。
駱錦明・台湾工銀董事長は先日、当局と確認したところ、商業銀行への転換は台湾の商業銀行を買収するしかないと述べた。
同行は今年、董事監事の改選で独立董事(社外取締役)に大衆創業投資の劉栄主董事を選出した。市場では、買収の準備とみられている。
業界関係者は、大衆銀は個人向け金融業務に強く、台湾工銀と相互補完効果が期待できる上、大衆銀の大株主のカーライルは協調融資(シンジケートローン)100億台湾元(約340億円)以上の償還期限が迫っており資金が必要で、台湾工銀による買収が成功する確率は高いと指摘した。カーライルが株式売却に同意すれば、早ければ年末に決まるとの見方が多い。
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