ニュース 建設 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050739
桃園県八徳市での合宜住宅(低価格住宅)建設工事入札をめぐり、葉世文・元桃園県副県長が遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)の趙藤雄董事長から賄賂を受け取ったとされる事件で、葉元副県長が交際関係にあった女性3人の口座を利用し、マネーロンダリング(資金洗浄)を図っていた疑いが強いことが分かった。5日付蘋果日報が伝えた。
事件発覚当時の葉元副県長。内政部営建署から副県長に転じて、公職が終盤に差し掛かったと感じ、賄賂の金額を引き上げたとされる(中央社)
法務部廉政署はこれまでに、元秘書の陳麗玲氏の口座にあった1,000万台湾元(約3,400万円)余りを凍結するとともに、陳氏とその息子の名義となっている新北市内の不動産3件(総額1億元以上)についても、資金の出所などを調べている。
一方、葉元副県長が台北市・天母地区に保有する時価7,000万元以上の豪邸は、取得時期は早く、事件とは無関係であることが判明した。
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