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遠伝の4Gサービス、「屋内外の通信環境考慮が強み」


ニュース 電子 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050746

遠伝の4Gサービス、「屋内外の通信環境考慮が強み」

 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の徐旭東董事長は、3日にスタートした第4世代移動通信(4G)サービスについて、最大の強みは当初の700メガヘルツ(MHz)周波数帯に続き、今後1,800MHz帯を加えた20MHzの帯域幅で、屋内・屋外両面での快適な通信を考慮した綿密なネットワークを構築できることにあると説明。3Gの4〜5倍に当たる100メガビット毎秒(Mbps)を超える高速通信サービスが実現できると強調した。5日付工商時報が報じた。


徐董事長は「今後も最高のネットワーク品質とサービスで顧客に驚きと感動を与えていく」と意気込みを示した(中央社)

 遠伝は7県市で4Gサービスの提供を開始し、人口カバー率は既に75%に達している。また今後は6月末までに▽基隆市・廟口夜市▽新北市・九份▽南投県・日月潭▽屏東県・墾丁▽花蓮県・太魯閣(タロコ)峡谷──など主要観光スポット16カ所にサービスエリアを拡大する他、第3四半期末に1,800MHz帯を使ったサービスの提供を開始する予定だ。

 さらに遠伝は、▽日本▽中国▽香港▽韓国▽シンガポール▽マレーシア▽スイス──で利用可能な4Gの国際ローミングサービスの提供を6月末までに開始する。利用料金は使い放題で1日当たり99〜299台湾元(約340〜1,000円)。