ニュース 電子 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050747
ガラス基板大手の米コーニングが台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で世界初の抗菌カバーガラスを展示している。抗菌物質である銀イオンをガラス表面に埋め込むことにより、持続的な抗菌作用を発揮する。同カバーガラスは既にレストランの注文用タッチスクリーンに採用されており、ハンドヘルドデバイスやノートパソコン、オールインワン(モニター一体型、AIO)PCの他、より大型の電子看板(デジタルサイネージ)などにも応用可能だ。5日付工商時報などが報じた。
コーニングは同製品でホテルとも提携を進めており、積極的に応用先を開拓中だ(4日=中央社)
コーニングは、タッチ技術の普及とともに、消費者がモバイルデバイスにどれだけの細菌が付着しているかを気に掛けるようになってきたと指摘。こうした懸念の高まりに対応するため、同社はかび、菌類、バクテリアなどの増殖を抑えるカバーガラスの開発に至ったと説明した。
同社は近く顧客と共同開発した新製品を発表する見通しで、抗菌カバーガラスは2〜3年後に主流製品になると予測している。
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