ニュース 電子 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050748
通信キャリア大手、台湾大哥大(タイワン・モバイル)は4日、第4世代移動通信(4G)サービス開始を発表した。台湾業界では中華電信、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)に続く3社目。蔡明興董事長は「3G時代の市場シェアは3割強だったが、年内に4Gユーザー50万件を獲得し、シェア4割を握る中華電信を追い抜く」と目標を語った。5日付経済日報が報じた。
台湾大哥大は年内に基地局は4,000台以上、人口カバー率は80〜90%となる見通しだ(4日=中央社)
台湾大哥大の4Gサービスの料金プランは月額268〜2,599台湾元(約910〜8,850円)。最安値の268元はタブレットパソコン利用向けで、中華電信や遠伝と比べて割高だが、ネット通信量の上限は1.5GB(ギガバイト)と3社の中で最大。音声通話付きの最安プランは月額599元で、遠伝と同じく中華電信より37元安い。
なお国家通訊伝播委員会(NCC)は同日、携帯電話番号ポータビリティー(MNP)制度の開放に向けた関連法規の修正案を承認した。これによりユーザーは9日以降、他の通信キャリアの4Gサービスに乗り換えても従来の電話番号を利用できる。通信キャリアを変えずに3Gから4Gへグレードアップできるのは11日から。
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