ニュース 電子 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050749
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)が4日発表した5月の連結売上高は74億2,200万台湾元(約250億円)で、前月比8.8%増、前年同月比24.2%増の大幅成長を遂げ、初めて70億元の大台を突破した。2カ月連続の過去最高更新だ。5日付工商時報が報じた。
5月は▽聯発科技(メディアテック)やクアルコムからの携帯電話用チップ▽米エヌビディアからのグラフィックチップ▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)からのプロセッサー▽ザイリンクスからの第4世代移動通信(4G)基地局用チップ──の封止・検査受注が増えたことが貢献した。
同社は4月末の業績説明会で、第2四半期売上高は201億〜208億元と予測を示していたが、証券会社は、4〜5月の業績好調を受けて208億元を上回ると予想した。また、6月は顧客の在庫調整が予想されるが、70億元以上の売上高を維持できるとみられる。
林文伯董事長は、第2四半期以来のハイエンド封止・検査の生産能力の逼迫(ひっぱく)が下半期も続くとみており、下半期の売上高は上半期を上回るとの見通しを示した。
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