ニュース 電子 作成日:2014年6月5日_記事番号:T00050752
モバイルデバイス需要が高まる中、パソコン用プロセッサーやグラフィックカードへの依存度が高いことから業績不振が続いているアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、戦力強化に向け、人員削減や製品戦略の調整などを進めている他、華碩電脳(ASUS)傘下の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)にPC用チップセットの研究開発(R&D)と設計を委託するとの観測が出ている。事実とすれば、祥碩科技は今後、大口受注を獲得することになる。5日付電子時報が報じた。
同紙によると、デスクトップPC向けプラットフォームの分野で勢力拡大を狙うAMDは中国市場に注力する他、同分野で技術的主導権を握るインテルに対抗するため、オープンプラットフォーム戦略を採用し、豊富な人材と経験を抱える台湾のPC関連企業との協力を進めているとされる。
こうした中、AMDは祥碩科技と提携し、シリコンIP(知的財産)の共有または授権方式で「SATA Express」インターフェースを新プラットフォームに統合する計画も進めており、これを通じて祥碩科技は授権金を取得できる見通しだという。
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