ニュース 政治 作成日:2014年6月6日_記事番号:T00050757
民進党の蔡英文主席が4日、党内の中国事務委員会の会合で、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任が台湾を訪問するならば、「何らかの前提が設けられさえしなければ、民進党本部で張氏と会うことが可能だ」と述べた。
課題の対中姿勢で、最初の一歩を踏み出した蔡主席。与党国民党からも好意的な反応が聞かれた。中国側の反応が注目される(中央社)
民進党は2008年に下野した後、中国政府関係者の台湾訪問時に相次いでデモを行い、蔡氏が前回党主席を務めていた同年、中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長(当時)が訪台した際には特に激しい抗議デモが行われた。
それだけに、蔡主席が中国政府関係者の訪台を歓迎する趣旨の発言を行ったことは、中国との対話姿勢を示すもので、意味が大きい。
行政院大陸委員会(陸委会)は現在、張氏の訪台時期の調整を進めている。民進党関係者では、陳菊・高雄市長が昨年、アジア太平洋都市サミットに出席するため中国・天津市を訪れた際、張氏と会見している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722