ニュース その他製造 作成日:2014年6月6日_記事番号:T00050768
製靴最大手、宝成国際集団(PCG)の蔡佩君執行長は5日、中国の人件費上昇を受け、来年から生産ラインの自動化を進める方針を示した。6日付経済日報などが報じた。
蔡執行長は大口顧客に対し、研究開発(R&D)、デザインセンターの台湾移転を呼び掛けている(5日=中央社)
PCGは、今年下半期から自動化の準備として、生産工程の標準化、数値化を行う。来年から自動化、半自動化生産ラインを徐々に増やす。ミシンなどの自動化や、ロボットアームの導入を既に進めており、将来は台湾の自動化設備メーカーとの提携も視野に入れる。自動化推進は人員削減を目的とせず、労働力、生産拠点の最適化を図る考えだ。
PCGは今後5年以内に、中国の売上高構成比を25~29%へと、現在の34%から縮小する一方、ベトナム(現在34%)、インドネシア(31%)は合計70%以上に拡大する計画だ。
PCGは4月、中国・広東省東莞市にある裕元工業の高埗工場で、大規模なストライキが発生した。損失は年間8,000万~9,000万米ドルと見込む。
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