ニュース 機械 作成日:2014年6月6日_記事番号:T00050769
ソフトバンクの孫正義社長は、同社が5日に発表した、人の感情を認識するヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」について、鴻海精密工業に生産を委託することを明らかにした。鴻海にとっては初めてのロボット生産の受託となる。なお、同日開かれたペッパーの発表会には、鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長も出席した。6日付工商時報が報じた。
ヒト型ロボット「ペッパー」。クラウド上のデータベースとの連携も可能だ(ソフトバンクリリースより)
ペッパーはきょう(6日)より順次、ソフトバンクショップでの展示を開始する他、2015年2月には19万8,000円で家庭向け販売も計画している。
外電の報道を基に工商時報が伝えたところによると、郭董事長は登壇してあいさつし、「これまで2年間、当社とソフトバンクは緊密な協力を続けた結果、発表会を迎えることができた。まさに世界が変わる瞬間だ」と語ったという。
なお鴻海は09年に傘下の投資会社を通じて賜福科技(FOXNUM)を設立し、ロボット事業に参入。同社は現在、3軸および5軸ロボットアームを手掛けているが、ヒト型ロボットの製造は難易度が高く、賜福がペッパーを生産するかどうかは観察が必要と業界関係者はみている。
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