ニュース 電子 作成日:2014年6月6日_記事番号:T00050773
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、6月上旬の32インチ液晶テレビ用パネル(オープンセル)オファー価格は2米ドルの大幅上昇だった。6日付工商時報などが報じた。
ディスプレイサーチは、中国や南米市場で特に32インチの需要が強いが、サムスン電子やLGディスプレイ(LGD)が自社グループ向け出荷を優先しているため、第2四半期以降の大幅な品不足を招いていると説明した。これに伴い、42、48インチなど他のサイズも供給不足となり、メーカーは48インチで平均1米ドルの値上げを計画しているという。
パネルメーカーが利益率の高い液晶テレビやタブレットパソコン用パネルの生産に転じたため、6月上旬のモニター用パネル価格は19インチで0.3米ドル、21.5インチで0.1米ドル上昇した。
ノートPC用パネル価格は、15.6インチで0.1~0.2米ドル上昇した。欧米の景気回復、マイクロソフト(MS)のウィンドウズXPサポート終了による買い替え需要、MSの支援による低価格ノートPC需要喚起などを受け、15.6インチパネルの需要が増えたためだ。
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