ニュース 電子 作成日:2014年6月6日_記事番号:T00050776
インターネットを通じて対戦ゲームを行うエレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)市場の成長を受け、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)は同市場向けグラフィックカード、マザーボードの生産比率を高めている。これら製品は単価が高く、昨年は純利益が前年比3.6倍に成長した。6日付蘋果日報が報じた。
同社は7日まで開催している台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)に製品を出展中だ(中央社)
同社は昨年、製品構成比を調整してeスポーツ用などのハイエンド製品の生産比率を高めた結果、下半期から製品単価上昇の効果が出た。グラフィックカードは昨年の出荷枚数が270万~280万枚で、今年は300万枚が目標だが、そのうちeスポーツ用の生産比率は20~25%に上昇。30%突破も視野に入れる。一方、自社ブランドのマザーボードの出荷枚数は昨年の600万枚から今年は16.6%増の700万枚を目指しており、そのうちeスポーツ用は20~25%が目標だ。
江勝昌執行副総経理は、同業各社もeスポーツ市場に進出、商機を狙っていることについて、MSIは最も早く同市場に参入した上、単一製品の生産ラインしか有していない一部業者に比べ、同社はノートパソコン、マザーボード、グラフィックカードと全てがそろっていると自信をのぞかせた。
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