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頂新の中国チェーン店で爆発事故、報復の可能性も


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月9日_記事番号:T00050789

頂新の中国チェーン店で爆発事故、報復の可能性も

 頂新国際集団が中国で展開するフライドチキンなどのファストフード店「徳克士(ディコス)」の黒竜江省安達市の店舗で8日午前、「5分後に爆発する」との予告電話があり、駆け付けた警官3人が爆発で負傷。うち1人は全身の7割にやけどを負う重傷となった。来店客、店員にけがはなかった。なお同市政府によると、警察は9日未明事件に関与したとみられる男(34)の身柄を拘束した。9日付聯合報が報じた。


ディコス店内からの大きな火は消防により10分後に消し止められた(8日=中央社)

 黒竜江晨報によると、爆発事故の前に1人の男が店内にかばんを残したまま店を出た後、店に爆発予告の電話があったという。店員はすぐさま通報し、駆け付けた警官が店内にいた客や店員を避難させた後、爆発が起きた。

 犯人の動機についてディコスは心当たりがないとしているが、警察は何らかの報復案件だった可能性があるとみて男の調査を進めている。

 ディコスは中国でマクドナルド、ケンタッキーフライドチキン(KFC)に次ぐ、2,000店舗を展開する人気ファストフード店だ。