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USIの古雷事業、EVAを有望視


ニュース 石油・化学 作成日:2014年6月9日_記事番号:T00050794

USIの古雷事業、EVAを有望視

 台聚集団(USIグループ)の呉亦圭董事長は、中国福建省・古雷半島でのナフサ分解プラント投資計画について、今年末か来年初めにも中国側の認可が得られる見通しだとし、投資分野として、太陽電池の封止材となるエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)を有望視していることを明らかにした。9日付工商時報が伝えた。

 USIは今年1月、古雷半島への投資計画で、台湾経済部投資審議委員会(投審会)の認可を取得済みだ。EVA分野への投資は、太陽電池分野で需要が高まるとの観測が背景にある。

 USIによるポリエチレン(PE)とEVAの平均単価は昨年4%下落したが、販売量は7%増の22万3,310トンと好調だった。同社は老朽化設備の改善、生産工程の見直し、太陽電池クラスのEVAの研究開発を継続している。