ニュース 電子 作成日:2014年6月9日_記事番号:T00050804
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)幹部は、中国が超高解像度の4K2Kパネルの最大市場に浮上する中、中国政府に公式な製品基準の制定を呼び掛けた。7日付工商時報が伝えた。
イノラックスの洪茂盛・業務第一総処長は「中国当局は4K2Kパネルの公式基準制定を急ぎ、市場の秩序と公平な競争を維持すべきだ」と述べた。
背景には、韓国メーカーが中国で4K2Kパネルの公式な基準が未整備である点を利用し、性能面で台湾メーカー製よりも劣る「擬似4K2Kパネル」を「グリーンUD」という名称で販売し、論議を呼んでいることがある。
グリーンUDは、解像度(2,160×3,840)は通常の4K2Kパネルと同様だが、撮像素子数を800万個とする北米基準は満たしていない。現在の中国では4K2Kパネルかどうかを判断する基準が事実上解像度だけとなっている。
これに関連し、中国側の業界団体、中国電子視像行業協会(CVIA)の白為民副会長は6日、年内にも4K2Kパネルを含む中国産パネルに対する公式な規範を発表できるとの認識を示した。
白CVIA副会長(右2)は基準制定に台湾メーカーも関与できると述べた(6日=中央社)
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