ニュース その他分野 作成日:2014年6月9日_記事番号:T00050807
中台サービス貿易協定の議会承認が遅れている影響で、中台間では物品貿易協定や紛争解決制度など複数の交渉が全面的に中断しており、13日に始まる立法院臨時会でも打開の見通しは立っていない。
9日付経済日報によると、江宜樺行政院長は今月5日の閣議で、関係官庁に立法院との意思疎通に努めるよう指示した。
関係当局者は「たとえサービス貿易協定を処理できなくても、少しでも見通しが立つようにしなければ、中台間の交渉行き詰まりを打開できない」と漏らした。
中台間ではこのほか、航空、観光、海運分野の複数の合意に向けた交渉が凍結状態だ。
立法院での協議は、サービス貿易協定承認の前提となる中台協定監督条例の制定で紛糾が見込まれる上、11月には統一地方選が控えており、全く見通しが立たないことから、中台交渉の再開も現時点では困難な状況となっている。
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