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「友好国」の大統領、台湾素通りで訪中


ニュース 政治 作成日:2014年6月10日_記事番号:T00050812

「友好国」の大統領、台湾素通りで訪中

 台湾と外交関係を持つ西アフリカの島国、サントメ・プリンシペのマヌエル・ピント・ダ・コスタ大統領が6日、訪中に出発した。台湾外交部は状況を注視している。

 10日付自由時報が現地紙テラノンを引用して伝えたところによると、ピント大統領はまず上海を訪れ、その後北京に向かう予定とされる。日程は1週間で「個人的なビジネス旅行」 と報じられている。

 サントメ・プリンシペは1997年に中国と断交し、台湾と外交関係を樹立した。しかし、ピント大統領は2011年に就任以降、台湾を訪れたことがない上、近年は中国との関係を強化しており、台湾との外交関係は有名無実化している。

 アフリカ諸国では、ガンビアが昨年台湾と断交し、中台のどちらとも国交を結ばない状況となっている。