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趙藤雄・遠雄董事長、贈賄の事実認める


ニュース 建設 作成日:2014年6月10日_記事番号:T00050826

趙藤雄・遠雄董事長、贈賄の事実認める

 桃園県八徳市での合宜住宅(低価格住宅)建設工事入札をめぐる贈収賄事件で、勾留中の趙藤雄・遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)董事長は9日、台北地方法院検察署による取り調べに対し、葉世文・元桃園県副県長に賄賂1,600万台湾元(約5,500万円)を贈った事実を認めたもようだ。10日付中国時報が伝えた。


勾留後初めて姿を見せた趙董事長はやつれた様子だった(9日=中央社)

 趙董事長は「最初は金銭を支払いたくなかったが、八徳市での事業をスムーズに推進するためにやむを得なかった」とした上で、葉副県長への賄賂の伝達役となった蔡仁恵・元台北科技大学教授には、誰に渡すつもりなのかを尋ねなかったなどと供述したとみられる。

 ただ、別の贈賄先として指摘されている高官など余罪の疑いについては供述を拒んだ。