ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年6月10日_記事番号:T00050829
バイク大手、三陽工業(SYM)で創業者の黄氏、張氏一族による経営権争いが再燃している。同社初代総経理、張国安氏の息子で豊群企業グループ董事長の張宏嘉氏は9日、「株主と元従業員の要望を受け、次期董事、董事長への就任を目指す」と述べた。10日付工商時報が報じた。
張宏嘉氏は「SYMが最も輝いていた時代、2人の創業者(黄継俊、張国安)は緊密に協力していた。SYM董事長に就任できれば、創業者である黄、張両家の協力を促進したい」と意欲を示した。
現経営陣は黄悠美董事長の続投を目指しており、株主総会での役員改選は、張宏嘉氏との一騎打ちが予想される。
これに関連し、オーナー系以外の株主で構成する三陽株主権益促進会は同日、議決権の52%を確保したとして、張宏嘉氏の董事長就任を含め、過半数となる董事5人を獲得できるとの見通しを明らかにした。
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