ニュース 電子 作成日:2014年6月10日_記事番号:T00050832
携帯電話受託生産の華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)が9日発表した5月連結売上高は前月比21.5%減の19億600万台湾元(約65億円)、出荷台数は前月の95万台から73万台へと大幅に減少した。証券会社は、ソニーモバイルコミュニケーションズ(SMC)がミドル~ハイエンドのスマートフォンの販売不振を受けて、アリマへの入門機種の発注を減らしていることが大幅減収の主因と指摘した。10日付工商時報が報じた。
アリマは長年モトローラ・モビリティの受託生産を手掛けてきたが他社に受注を奪われ、現在はソニーからの受注に頼っている。7月からは新規顧客のLGエレクトロニクスの入門機種を手掛けるが、受注台数は多くないため、売上高の回復は、ソニーが初めて投入する第4世代移動通信システム(4G)LTE対応入門機種を出荷する9月以降とみられる。なお、同機種の受注は月100万台が見込まれている。
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