ニュース 電子 作成日:2014年6月10日_記事番号:T00050833
10日付電子時報によると、ソフトバンクが先ごろ発表したヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」の受託生産や、米電気自動車(EV)ベンチャー、テスラモーターズとの提携拡大観測など、新事業に関する話題が相次いでいる鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長はこのほど、社内に向けて「自動化(Automation)と自動車(Automobile)の『ダブルA』市場は今後当グループの発展にとって重要な産業となる」との認識を示した。
自動化分野において鴻海はこれまで、グループ工場に100万台のロボットを導入し、労働力不足の解消を進める方針を示していたが、電子時報は「真のターゲットはソフトバンクとの提携のような一般向け市場だ」と指摘した。郭董事長は今年2月、現在グーグルでロボット開発を手掛けるアンディー・ルービン氏と面会しており、両社提携の可能性も取り沙汰されている。
自動車分野において鴻海は、傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)を通じてテスラに車載用パネルを供給しているが、今後は部品供給や車体組み立ての受注を目指すとみられる。EVのみならず従来型のガソリン車分野でも勢力を拡大すると見込まれている。
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