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自己負担医療器材、価格差は最大188万元


ニュース 医薬 作成日:2014年6月11日_記事番号:T00050854

自己負担医療器材、価格差は最大188万元

 衛生福利部中央健康保険署(健保署)は10日、全民健康保険が適用されず、自己負担となる医療器材の価格を比較できるウェブサイト「自費医材比価網」(http://www.nhi.gov.tw/SpecialMaterial/SpecialMaterial.aspx)を開設した。同サイトによると価格差が最も大きいのは米ソラテック社の左心室補助システム「ハートメートII」で、同じ製品にもかかわらず、病院によって361万6,000〜550万台湾元(約1,200万〜1,900万円)と約188万元もの開きがあった。11日付中国時報が報じた。

 ただ「ハートメートII」を最高額で提供している彰化基督教医院は「価格は体外制御装置やバッテリーなど周辺設備を含めた『フル装備』価格」と説明。一方、最低価格の振興医院は「心臓ポンプ単体の価格で周辺設備は含まない」とコメントした。

 「自費医材比価網」には、全土523カ所の病院が取り扱う1,259品目、1万6,000件以上の医療器材情報が登録されており、毎週データが更新される。知りたい器材の名称を入力すれば、その製品の最高価格と最低価格、平均価格を知ることができる。

 なお健康保険が一定額支払われる医療器材ではペースメーカーが価格差8万元で最大だった。