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エイサー5月32%増収、新製品効果で【図】


ニュース 電子 作成日:2014年6月11日_記事番号:T00050865

エイサー5月32%増収、新製品効果で【図】

 宏碁(エイサー)が10日発表した5月売上高は255億4,700万台湾元(約870億円)で前月比32.69%増、前年同月比2.91%減となった。4月は新製品発表前で売上高が金融危機以後で最低に落ち込んでいたが、5月にスマートフォンやタブレットパソコンの新機種を発売したことで前月比3割の増収となった。証券会社は、6月は四半期末の棚卸があり、営業日も1日少ないため、引き続き増収となるかは観察が必要としている。11日付工商時報が報じた。

 外資系証券会社は今年のエイサー製品の出荷台数を、▽ノートPC、1,700万~1,800万台(前年比10%減)▽タブレットPC、1,000万台(2倍)▽スマホ、1,000万台(約7倍)──と予測している。

 同社は18日の株主総会で施振栄(スタン・シー)董事長が退き、後任に創業者の1人で現在監察人を務める黄少華(ジョージ・ホアン)氏が選出される見通しだ。施董事長はその後も董事として経営に関与する。