ニュース 電子 作成日:2014年6月11日_記事番号:T00050868
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した5月の連結売上高は607億8,900万台湾元(約2,070億円)で、市場の予想に反して前月比1.8%減少したものの前年同月比では17.4%増となり、4月に次ぐ過去2番目に高い数値となった。4月以来フル稼働が続いているが、台湾元高や製品構成の変化が影響した。11日付工商時報などが報じた。
1〜5月累計の連結売上高は前年同期比15.5%増の2,708億9,200万元、4〜5月累計は1,226億7,600万元だった。証券会社は、先進プロセスの供給ひっ迫、アナログICや微小電子機械システム(MEMS)の受注満杯から、第2四半期の目標1,800億〜1,830億元を達成できると予測した。
同社は、南部科学工業園区(南科)の12インチウエハー工場「Fab14」第6期が7月に量産に入り、年末に20ナノメートル製造プロセスの月産能力が7万~8万枚に達する見通しだ。証券会社は、同社は第3四半期も2桁増収が続き、アップルのプロセッサー「A8」生産が20ナノの半分を占めると予測している。
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