ニュース 社会 作成日:2014年6月12日_記事番号:T00050875
台北都市交通システム(MRT)板南線で5月21日に無差別殺人事件が発生した後、フェイブック上に犯人の鄭捷容疑者(21)を称賛する「ファンページ」を開設した台北市の私立大学生、閻承典容疑者(20)が11日、犯罪を助長し、公衆の安全を脅かす恐れがあるとして内政部警政署刑事警察局に逮捕、送検された。12日付中国時報が報じた。
閻容疑者は、犯行が起きた先月21日に「鄭捷ファンページ」を開設し、多くのユーザーから強い非難を浴び、フェイスブック社は同ページを削除した。しかし閻容疑者は、別のアカウントを使用して翌日、再度ファンページを開設。27日までに同様の行為を計4回繰り返した。
同容疑者はファンページの中で「警察には捕まらない」と強気のコメントを残していたが、警察の捜査により自宅が割り出され、11日朝、登校しようとするところを逮捕された。
取り調べに対し閻容疑者は「ネット上で人気を試すため遊びでやった。鄭容疑者のような残忍な行為には同意できず、模倣するつもりもない」と語ったという。
なお同容疑者は同日、保釈金1万台湾元(約3万4,000円)を支払って保釈された。
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