ニュース 金融 作成日:2014年6月12日_記事番号:T00050880
金融持ち株会社の元大金融控股は11日、経営破綻した韓国の東洋証券の53.1%の株式を取得し、買収手続きが完了したと発表した。買収額は2億5,700万米ドル。早ければ今月末にも「元大証券(韓国)」に社名を変更するとみられる。同社の海外子会社は香港に次ぐ2カ所目。12日付工商時報が報じた。
同社は年内に韓国での市場シェア4%以上獲得を目標に掲げた。東洋証券は韓国では資産管理業務で業界首位、株式仲買業務で6位だ。仲買業務のシェアは一時1.9%まで落ち込んだが現在は2.26%まで上昇し、損失額も第1四半期には前期から88%減少したという。
また、東洋証券はカンボジアでの証券事業のフルライセンスを取得しており、関係者は元大金控のカンボジア進出にも有利と分析している。
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