ニュース 社会 作成日:2014年6月12日_記事番号:T00050881
2010年3月に飲酒運転で死亡事故を起こし、12年7月に二審で懲役4年の判決を受けた後、同年8月に他人名義の旅券で英国に逃亡した英国人、ザイン・ディーン被告が英スコットランドで起訴され、現地のエディンバラ地裁は11日、ディーン被告に身柄を台湾側に引き渡すべきとする決定を下した。12日付中国時報が伝えた。
ディーン被告。上訴しない場合、年内にも台湾に身柄が引き渡される見通しだ(11日=中央社)
英国の法律によれば、一審の裁判官が被告の身柄引き渡しを決めた場合、スコットランド政府の法相が認可すれば、引き渡しが実行される。その間、ディーン被告には弁明、上訴の機会が与えられ、上訴が認められた場合には高裁で審理が行われる。
エディンバラ地裁は、台湾の司法管轄権を認めた上で、台湾の刑務所が受刑者で混み合っている状況を指摘しながらも、ディーン被告が台湾で刑に服しても、生命の安全は確保できると判断した。
ディーン被告は、台湾と英国の司法当局が昨年10月に交わした同被告の身柄引き渡しに関する覚書に基づき、エディンバラで逮捕されていた。
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