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台湾松下、車載用GPSを生産へ


ニュース 電子 作成日:2008年1月18日_記事番号:T00005089

台湾松下、車載用GPSを生産へ


 台湾松下電器が、親会社の松下電器により車載用全地球測位システム(GPS)の海外生産拠点に指定されたことが明らかになった。8日付経済日報が伝えた。

 台湾松下が選ばれたのは、すでに宇達電通(ミオ・テクノロジー)やガーミン台湾国際航電(ガーミン)などのGPSメーカーが先行し、関連する電子部品のサプライヤーが揃っていることや、7インチディスプレイを主としたGPS機器の開発や製造の実績があるためだ。

 現在、松下のGPS生産を行っている長野県の松本工場はフル稼働状態で、今後は松本と台湾が同社GPSの2大生産拠点となる。台湾松下は今後、GPS生産能力を徐々に拡充し、米国や欧米、中国市場向け製品の生産拠点となる見通しだ。

 今年、松下グループはGPSを主としたカーエレクトロニクス製品の売上高1兆円を目指している。台湾松下は昨年の売上高が307億台湾元(約1,012億円)で、来年の目標は382億元、輸出が40~50%を占める。?