ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

フライテックのモバイルPOS、インテル提携機種を9月量産


ニュース 電子 作成日:2014年6月12日_記事番号:T00050892

フライテックのモバイルPOS、インテル提携機種を9月量産

 POS(販売時点情報管理)システム用機器の最大手、飛捷科技(フライテック・テクノロジー)の林大成董事長は11日、インテルのクアッドコア(4コア)プロセッサー「Bay Trail(ベイトレイル)」を搭載したモバイルPOSシステムを9月に量産、出荷すると明らかにした。12日付工商時報が報じた。

 同製品は、先日行われたアジア最大の電子製品見本市、台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で発表された。近距離無線通信(NFC)を内蔵する他、カードリーダー、スキャナーが付属。ディスプレイサイズは7、8、10インチだ。マイクロソフト(MS)の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」とグーグル「アンドロイド」の両方に対応している。

 ベイトレイル搭載のモバイルPOSシステムは、業界大手のデルであれば、販売価格は1,500米ドルに上るが、同社の平均販売価格(ASP)は500米ドル、ハイエンド機種でも1,000米ドルにとどめる方針とされ、高い競争力を持つとみられている。
なお、同社は聯発科技(メディアテック)のアンドロイド対応チップを採用したモバイルPOSも開発。販売価格は300米ドルで、低価格市場を狙う。