ニュース 電子 作成日:2014年6月12日_記事番号:T00050893
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)は11日、70%の大幅な減資を実施することを董事会で決議した。減資後の資本金は65億9,700万台湾元(約220億円)となる。台湾ハイテク上場企業の現金減資としては過去最大で、1株当たり7元を株主に払い戻すことになる。7月に開催予定の臨時株主総会で決議し、監督機関の許可を経て基準日を決定する。12日付工商時報が報じた。
ヤゲオは同日午前に開催した株主総会で、少数株主と外資系株主から合同で、手持ち現金が250億元に達しているため減資を行うべきとの提案がなされた。これを受けて同社は同日午後に董事会を開き、減資を決議した。
なお同社の第1四半期純利益は9億5,000万元に達したものの、1株当たりの利益(EPS)は0.44元にとどまり、株価下落につながった。しかし、減資後の資本金で試算すると同期EPSは1.44元まで約3.2倍に膨れ上がることになる。
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