ニュース 電子 作成日:2014年6月12日_記事番号:T00050894
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は11日、生産能力の拡充に着手し、第3四半期から新たな生産ラインが稼働し始めると述べた。液晶テレビの大画面化やLED照明の普及でLED需要が急速に高まっており、同社の生産ラインはフル稼働が続いている。12日付蘋果日報などが報じた。
葉董事長はまた、今後は応用分野の開拓で、自動車が最大のターゲットになると明かした。同社の車載用LEDの売上構成比は5%以下だが、将来的には10%以上、年間売上高で25億台湾元(約85億円)を目指すとした。既に日本や欧米など世界の大手自動車メーカーにサンプルを送付し、認証を待っている段階だ。利益率が最高のヘッドライトを中心に、ダッシュボードなどへの採用も狙う。
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の統計によると、車載用LED世界市場は今年約16億5,000万米ドル規模、2017年には22億2,000万米ドルに成長する見通しで、LEDメーカーの参入が相次いでいる。
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