ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月12日_記事番号:T00050897
4年に一度のFIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会(ブラジルW杯)が台湾時間13日午前4時に開幕する。台北市信義計画区の香堤大道広場で13日、300インチのスクリーンで試合の実況中継が放映される他、15日の日本の初戦は京華城(リビング・モール)で観戦イベントが企画されている。各地のホテルや百貨店、マクドナルドも60インチ以上のスクリーンで生放送、録画放送を放映する。ホテル業界関係者は、サッカーファンが詰め掛け業績が1割伸びると期待する。12日付蘋果日報が報じた。
桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)のホテル、古華花園飯店はバーを改装し、観戦イベントでブラジル料理を提供する(中央社)
ブラジルW杯は13日から7月14日まで開催され、出場32カ国が優勝をかけ全64試合を戦う。時差の関係で大部分の試合が台湾時間の深夜から早朝にかけて行われる。
信義区の香堤大道広場では13日午後11時半から、新光三越百貨の台北信義新天地が中華電信との提携で、300インチのLED(発光ダイオード)高画質スクリーンと、55インチテレビ4台を用意してメキシコ対カメルーン戦を放映する。唯一の無料の屋外放映で、1,000人以上の人出を見込む。
15日午前9時からの日本対コートジボワール戦では、京華城の地下1階のスポーツバー、六度空間(レーザートレックス)で日本を応援する観戦イベントが実施される。主催は台湾唯一のサッカー雑誌、『足球王者』で、飲み放題・軽食付きで会費700台湾元(約2,400円)。8時15分開場で、定員70人だが在住者、旅行者を問わず参加申し込みが相次いでいるため、台湾東販出版社(トーハン)の鶴本広記編集長(tsurumoto@mail.tohan.com.tw)に残席の確認を。
新光三越の台北南西店と京站時尚広場(Qスクエア)は7月5日からスクリーンを設置し、ベスト8の試合の録画を放映する。
ブラジル飲料もムード盛り上げ
台北市のホテルでは、台北西華飯店(シャーウッド台北)が13日、亨利酒吧(ヘンリーズバー)の60インチ大スクリーンで開幕戦の実況中継を放映。7月9~10日、13~14日にはベスト4、3位決定戦、決勝戦をオールナイトで放映する。台北慕軒(マディソン台北)では29日から7月14日まで1階のバー、アーバン331に80インチテレビを設置し、カクテルやつまみを楽しみながら観戦できる。
台中市では、台中金典酒店(スプレンダーホテル台中)が7月13日まで12階のバーに60インチの大型テレビを3台設置し、試合の録画放送を放映する。
台南市では、香格里拉台南遠東国際大飯店(シャングリ・ラ・ファーイースタンプラザホテル台南)が2階のバー、尚酒吧に200インチの大スクリーンを設置し、試合の録画放送を放映する。ブラジルのドリンクやスナックから成るサッカー観戦セットを500元で提供し、ムードを盛り上げる。
マクドナルドは、24時間営業の112店で試合の実況中継を放映する。うち40店には80インチの大スクリーンを、残りは40~60インチの大型テレビを設置する。午後10時から翌日午前4時まではフライドポテトやドリンクのLサイズが1点購入で2点目無料となる。
中華電信が独占放送
こうしたパブリックビューイングに出向かなくとも、中華電信のマルチメディア・オン・デマンド(MOD)、HiNET(ハイネット)、Hamiを利用すればテレビ、パソコン、タブレットPCや携帯電話でも観戦が可能だ。フルハイビジョン(HD)、2カ国語で全試合を独占放送する。
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