ニュース 商業・サービス 作成日:2014年6月13日_記事番号:T00050904
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は12日、過去4年間に化粧品1,700件余りについて検査を進めた結果、うち56件で使用が禁じられている成分が検出されたと発表した。禁止成分の代表的なものとしては、美白製品の水銀、化粧水のメタノール、マニキュアのジクロロメタンやトルエンなどが挙げられた。また18件については不実記載が認められた。13日付聯合報が報じた。
TFDAによると、台湾の化粧品市場規模は約445億台湾元(約1,500億円)で、うち老化防止をうたうものが最大の222億元を占める。
また同署は年間1万3,000件以上の化粧品に許可証を発行しているが、そのうち輸入品が8割に達している。ただ、最近流行している韓国製の日焼け止めなどについては許可を申請せずに販売しているものが多く見られるという。
なお林口長庚紀念医院・皮膚科の黄毓恵医師によると、重金属の水銀を含む化粧品は使用した当初は皮膚が白くなるが、しばらくすると皮膚の中に蓄積し、反対に黒ずみを生み出すという。またメタノールも、皮膚への刺激が強く、ダメージを与えるそうだ。
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