ニュース その他製造 作成日:2014年6月13日_記事番号:T00050910
製紙大手の正隆(CLC)は、今後2年で台湾とベトナムで工場を拡張する計画だ。13日付経済日報が報じた。
台湾では16本目となる家庭紙の生産ラインを増設する。投資額は今後2年で約13億台湾元(約44億円)。年産能力は3万2,000トンでティッシュペーパーとペーパータオルを生産する。来年第4四半期に稼働予定で、家庭紙の市場シェアを3割へ1割引き上げる見通しだ。
また蔡東和董事長は、昨年約5億元を投じて竹北工場(新竹県)に増設した自動倉庫が年内に稼働し、工業用紙の顧客に対するサービス効率を向上できるとした。
ベトナムは既存工場がフル稼働のため、3カ所目となる紙器工場を建設する。投資額は700万米ドル。年末に稼働し、ベトナムの紙器年産能力が現在の2億1,600万平方メートルから2億4,000万平方メートルに増える見通しだ。なお、ベトナムで先月発生した反中暴動による損失は概算で約100万元とみている。
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