ニュース 電子 作成日:2014年6月13日_記事番号:T00050915
スマートフォン向け部品の需要期を迎える中、電力増幅器(PA)の供給不足が深刻化しており、同部品に使用されるガリウムヒ素(GaAs)ウエハーの受託生産を手掛ける宏捷科技(AWSC)や高周波(RF)モジュールメーカーの同欣電子工業が恩恵を受けると証券会社が指摘している。13日付工商時報が報じた。
第4世代移動通信(4G)時代を迎えたスマホは、マルチモード/マルチバンド(MMMB)型PAの搭載が拡大しているが、今年、爆発的に出荷が成長しているロー〜ミドルエンド機種では依然、単体のPAを採用してコストを抑制する傾向にあり、中国のスマホメーカーが積極的にPAの調達を進めている。
これを受けて5月下旬からPAの供給不足が生じ、その後、不足状況は深刻度を増す一方となっている。
こうした中、大手PAメーカーの米スカイワークスを主要顧客とする宏捷科技は、5月の売上高が前月比29.5%増の1億8,000万台湾元(約6億円)、同欣電子も9.9%増の7億5,700万元といずれも過去最高を記録している。
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