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台湾大哥大、アジア事業で鴻海と提携


ニュース 電子 作成日:2014年6月13日_記事番号:T00050916

台湾大哥大、アジア事業で鴻海と提携

 通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)は12日の株主総会で、鴻海精密工業と手を組んで、中国を皮切りにアジアで事業を拡大する方針を表明した。13日付経済日報などが報じた。

 蔡明興董事長は、鴻海が製造した第4世代移動通信(4G)対応携帯電話を台湾大哥大の自社ブランド「アメージング」で9月に発売すると述べた。その後、コアネットワークや基地局など通信設備に提携範囲を広げる。蔡董事長はまた、もし鴻海傘下の国碁電子(アンビット・マイクロシズテムズ)の4G周波数700メガヘルツ(MHz)帯を買い取れれば、台湾大哥大の帯域幅が20MHzに広がると述べた。

 鄭俊卿総経理は、両社の関係は良好で、提携範囲は4G携帯電話の生産委託や周波数帯に限定されないと述べた。

 両社の提携協定については、鄭総経理は締結することになれば必ず公表すると説明した。