ニュース 電子 作成日:2014年6月13日_記事番号:T00050917
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)の郭台強董事長は12日、今年はイヤホン、スポーツ時のブレスレット型などのウエアラブルデバイス(装着型端末)出荷が100億台湾元(約340億円)を超える見通しで、来年は200億元が狙えると述べた。13日付経済日報が報じた。
郭董事長は、モノのインターネット(IoT)とウエアラブル端末にチャンスが多いとして、下半期売上高は前期比5割増を見込む(12日=中央社)
郭董事長は、フォックスリンクの主な顧客のビーツ・エレクトロニクスはハイエンドのイヤホン市場でシェア6割を占める上、アップルがビーツを買収したことで、両社ともに当社の顧客となると指摘。現在1カ月の出荷が10億元を超えており、今後も期待できると話した。
フォックスリンクはナイキやソニーなどからブレスレット型ウエアラブル端末を受注している。郭董事長は、心拍数や血圧管理、食事コントロールや睡眠分析など機能がますます増えており、健康管理と組み合わせることで今後の商機が見込めると語った。
郭董事長は今年、アップル製品販売店、スタジオAを中台で75店から85店に増やすと述べた。店舗数を重視するのでなく、店舗の小型化や体験コーナー増設を進める。台湾に3店ある「スマートA」も4店に増やす予定だ。
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