ニュース 電子 作成日:2014年6月13日_記事番号:T00050922
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が今月中に量産を開始するウエアラブルデバイス(装着型端末)向けシステム・オン・チップ(SoC)「Aster」は、1カ月目の出荷量が早くも100万〜200万個に達する見通しだ。業績への貢献は限られるが、ウエアラブルデバイス市場の将来性が好感できること、および主力であるスマートフォン向けチップとの相乗効果が期待できることから、同社はAsterを非常に重視しているようだ。13日付電子時報が報じた。
予測されるAsterの出荷量は、蔡明介(ミンカイ・ツァイ)董事長が新チップ量産開始当初に求める条件「単月100万個」を満たす見通しとなっている。ただ、業績への貢献度はスマホ、テレビ向けなど従来製品とは比べものにならないとみられる。
しかしメディアテック設立以来、最も若くして事業部総経理に就任した徐敬全氏がAster関連業務を主導していることからも、同社がいかにウエアラブルデバイス向け事業を重視しているかがうかがえる。
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