ニュース 政治 作成日:2014年6月16日_記事番号:T00050933
今年11月の台北市長選に向け、野党民進党の公認候補決定に向けた世論調査の結果が13日明らかになり、無所属で野党寄りのスタンスで活動する医師の柯文哲氏(54)が野党勢力の統一候補となる見通しとなった。18日の党中央執行委員会(中執会)で決定する。14日付蘋果日報が伝えた。
柯氏(左)と姚氏(右)。姚氏は「民進党の党員である自分を公認候補として擁立してほしい」と語った(13日=中央社)
民進党は正式な公認候補擁立を見送り、柯氏支持に回るとみられる。民進党が台北市長選で党員以外の候補を支持するのは結党以来初となる。
民進党の公認候補の座は、柯氏と姚文智立法委員(48)の間で争われている。民進党は世論調査の結果を明らかにしなかったが、観測によると柯氏が出馬した場合の支持率は、柯氏が43%、連氏が28%、姚氏が出馬した場合の支持率は、約33%でいずれも国民党から出馬する連勝文氏を上回った。
最終的には中執会での決定を待つことになるが、柯氏の支持率が大幅に上回ったため、柯氏の出馬はほぼ確定した。
台北市長選にはこのほか、元民進党の沈富雄元立法委員(74)、作家の馮光遠氏(60)がいずれも無所属で出馬する予定だが、支持率からみて、柯、連両氏による事実上の一騎打ちとなる。
同紙による最新の世論調査では、柯氏が51.36%の支持を集め、連氏の24.72%を大差でリードしている。
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