ニュース その他製造 作成日:2014年6月16日_記事番号:T00050943
統一実業の羅智先(アレックス・ルオ)董事長は13日、今後は飲料充塡(じゅうてん)を含むペットボトル事業とブリキ缶事業を強化すると述べた。同社の昨年の連結売上高のうち、ブリキ原版事業、ブリキ缶事業が78%、ペットボトル事業が残り22%を占めたが、将来的に3事業の売上構成比を3分の1ずつにする考えだ。14日付工商時報などが報じた。
羅董事長は、本業のブリキ原版は薄利事業で景気の影響も受けやすいが、参入間もないペットボトル事業は中国で高い成長が見込めると指摘。同事業は現在、顧客に親企業の統一企業(ユニ・プレジデント)の他、台湾系中国食品大手、旺旺集団や中国涼茶(漢方飲料)分野シェア2位の広州王老吉薬業を抱える。新規顧客は開拓しない考えだ。羅董事長は「中国市場は非常に大きく、良品率が高ければ受注がなくなる心配はない」と自信を見せた。
同社は現在、北京や成都など中国6カ所にペットボトル関連工場を持ち、年末には成都市、広東省湛江の新生産ラインが加わる予定。今後5〜6年かけて生産体制を整え、短期的には中国工場を中心に生産能力拡充を計画している。
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