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エピスター大株主が譲渡申請、フィリップスの出資引き入れか


ニュース 電子 作成日:2014年6月16日_記事番号:T00050948

エピスター大株主が譲渡申請、フィリップスの出資引き入れか

 発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の大株主、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)と聯華電子(UMC)は13日、エピスター株の譲渡を申請した。両社合計で出資比率3%に相当し、市場ではエピスターは戦略投資家を引き入れる狙いとの観測が出ており、ロイヤルフィリップスの呼び声が高い。14日付自由時報などが報じた。

 戦略投資家引き入れ観測について、エピスターは初耳だとコメントした。

 エピスターは世界5位、赤色LEDに限れば生産能力、技術で世界首位だ。過去数年LED市場が供給過剰でエピスターも赤字に陥り、LED出荷先を模索していた。今年は需要回復で供給不足に転じ、川下からLED供給を求められている。

 処分を予定しているのはエバーライトが1万8,000枚(1,800万株)、UMCが1万500枚。エピスターの主な株主構成は万海グループ、UMCグループ、エバーライトの三すくみだったが、今後は万海グループが出資比率8%の筆頭株主になる。