ニュース 電子 作成日:2014年6月16日_記事番号:T00050949
台湾大哥大(タイワン・モバイル)は15日、同社ユーザーが6月末までに月額999台湾元(約3,400円)以上の第4世代通信規格(4G)プランに切り替えた場合、従来の契約(いわゆる縛り)期間中は使い放題で、データ通信量の多寡にかかわらず通信速度が落ちない優遇サービスを提供すると発表した。この他、同社3G使い放題サービスの特定ユーザーが今月16日〜8月31日までの間に4G使い放題プランにアップグレードした場合も、契約期間、利用料金はそのままで、通信速度が落ちない優遇サービスが受けられる。16日付聯合報が報じた。
大手通信キャリアは、これまでシェア拡大を目指して3G使い放題プランを提供してきたが、利益が圧迫されたため、4Gではデータ通信量に応じた料金設定とし、使い放題でも一定量を超えた場合は通信速度が大きく落ちるよう制限を加えることが各社間の「共通認識」となっていた。
このため、台湾大哥大が今回打ち出した、「速度制限なしの使い放題プラン」は業界の暗黙の了解を破った格好で、4Gサービスにおけるユーザー獲得競争が今後本格化する見通しだ。
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