ニュース 電子 作成日:2014年6月16日_記事番号:T00050951
宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)が初めて韓国モバイル端末市場に進出する。エイサーは今月、韓国の通信大手、KTとの提携で5インチ・スマートフォン「Liquid Z5」を25万9,600ウォン(約2万6,000円)で、ASUSは通話機能を備えたLTE対応の7インチ・タブレットパソコン「Fonepad 7」を34万9,000ウォンで発売する。ともにローエンド市場を狙う。韓国のスマホユーザーは3,839万件(4月末時点)で、その約半数がサムスン電子の製品を使用。自国ブランドに対する忠誠度が高い同市場で、台湾2社がどこまで食い込めるか注目される。韓国・聯合ニュースの報道を基に14日付経済日報が報じた。
エイサーは、韓国スマホ市場は長らくサムスン、LGエレクトロニクス、アップルの3強が支配してきたが、同社がこの局面を変える初の海外アジアブランドになると意気込みを表明。今後はLTE対応、ハイエンドの新製品を相次いで投入し、市場の需要に応えていくとした。
統計によると、エイサーが提携するKTは韓国で1,700万件のユーザーを抱え、市場シェアは3割以上。
なお、宏達国際電子(HTC)もかつて韓国市場に進出したものの、2012年に撤退している。
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