ニュース 金融 作成日:2014年6月17日_記事番号:T00050967
生命保険会社、台湾人寿保険は16日、定時株主総会を開き、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)との合併に反対する決議を賛成多数で可決した。双方の合併構想は董事会や臨時株主総会での決議を通過しながら、白紙化される異例の展開となった。17日付工商時報が伝えた。
両社の合併計画は昨年10月に発表されたが、台湾人寿の大株主である龍邦国際興業が最終局面で当初の合併契約には瑕疵(かし)があるなどと主張し、6月末で切れる合併契約の延長に難色を示していた。
中信金も合併白紙化は覚悟していたが、台湾人寿の定時株主総会での決議を受け、「決議を尊重する」との立場を表明した。
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は「各社は合併計画をさらに慎重に評価し、詳細な検討を行うべきだ」と苦言を呈した。
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